危険木の見分け方とは
2025/08/28
危険木とは、倒木により人・物へ被害を及ぼすおそれのある樹木のことです。
そのままにしていると事故につながる可能性が高いため、見つけたら迅速な対処が必要です。
今回は、危険木の見分け方を解説します。
危険木の見分け方
根元に腐食や変色がある
樹木の根元に黒ずみや白っぽい変色がある場合、内部で腐敗が進行している可能性があります。
特に、キノコやカビのような菌類が発生している場合は、注意が必要です。
根の劣化は、木全体の支持力に直結するため、倒木のリスクが高まります。
幹にダメージがある
幹に深い亀裂や傷・樹皮のはがれが見られる場合、その木は内部から弱っていることがあります。
空洞がある場合は特に危険で、外から叩いたときに響く音がすると、構造全体の安定性が損なわれているおそれがあります。
不自然な傾きや伸びが見られる
危険木を見分ける際には、木が大きく傾いたり伸び過ぎたりしていないかも確認しましょう。
大きな傾きがあると、倒木・落枝による人的被害のほか、電線や建物などに接触しトラブルにつながる可能性もあります。


